2017年05月07日

GUEEN + AH

1年ぶりのGueenワンマンライブでした。

今回は事前のお知らせ通り、
Queen + ALの来日公演の再現というセットリストでした。
来日公演を観に行ったメンバーは口をそろえて
「全曲演奏できるじゃん」
と言っていたように、
今回のために新しく練習に取り組んだ曲は1曲もありませんでした。
ただし、これまで曖昧だったところ、
コーラスを含めた曲の精度を上げる練習や、
各自楽曲の聴き直しを行いました。

ほぼグレイテストヒッツのようなセットリストは
下記の通りです。


Seven Seas Of Rhye
Hammer To Fall
Stone Cold Crazy
Fat Bottomed Girls

Don't Stop Me Now
Killer Queen
‘39

Somebody To Love
Love Of My Life

手を取り合って
Under Pressure
These Are The Days Of Our Lives

Crazy Little Thing Called Love
Bicycle Race
Another One Bites The Dust
Brighton Rock
I'm In Love With My Car
Sail Away Sweet Sister

I Want It All
Radio Ga Ga
I Was Born To Love You
The Show Must Go On

(アンコール1)
I Want To Break Free
Tie Your Mother Down

(アンコール2)
Bohemian Rhapsody
We Will Rock You
We Are The Champions
God Save The Queen


今回、ドラムのロジャーさとしが病気でドラムが叩けない状態だったので、
QueerのロジャーM高橋さんに参加していただきました。

Gueenは、Queenの楽曲を演奏するということ以外に
たくさんの情報をメンバーと共有しながら演ずる必要があって、
普通にミュージシャンがQueenを演奏するのとは
比べものにならない大変さがあるのだと、
僕らが再確認した次第です。
そして、25年以上というバンドの歴史の重みも感じました。


それから近年、
僕が現在学校の仕事に関わっている立場なこともあって、
学校の部活などで、
演奏するだけでなく、人に見せるということを勉強してもらうため、
それから、イベントを作る内側を見てもらうため、
バンド・スタッフに了解を得て、リハーサル見学を実施しています。
これは自分の経験や立場から出来ることを、
彼らに還元してあげたいという思いからです。
O-Eastは構造上、エントランス以外は資材搬入口しかなく、
早くから待っている熱心なお客さんの横を通って会場に入ってもらうのは
双方に申し訳ない気持ちもあるのですが、
本番を観る時は、チケットを持っておられる方優先という条件で
それでもよければという形で行っています。

昨年は和光国際高校吹奏楽部が参加してくれました。
今回は国際学院高校軽音楽部が見に来てくれました。
1年生の時から知っている
まるで自分の生徒のような部員もいて、
彼らにやっとGueenを見せてあげられて、責務を果たした気持ちです。
最近は生のライブを観たことがないという人が増えていると聞きます。
心から音楽を楽しむ、真剣に人を楽しませるということを
肌で感じて欲しいと願っています。
今後も学ぶ気持ちのある生徒・部員の皆さんには、
協力してあげたいと思っています。


次回Gueenは、11月18日(土)場所は渋谷TSUTAYA O-EASTにて。

是非是非、よろしくお願いします。

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Posted by mrgntknk at 05:33Comments(4) 音楽 

2017年02月08日

埼玉県高等学校音楽祭南部地区

6〜7年前の出来事から書き出さないと、上手に説明できません。

ESP学園の講師時代、ある女性シンガーのサポートのお誘いがありまして。
それも元々鍵盤を担当していた人の代わりってことで、割と突然に。

もらったライブ資料を見ると、これまで演奏したことない曲が並んでいました。
それがミュージカルの曲たちだと気づき始めたのは、
何回かリハに入った後でした。

その中に「Wicked」というミュージカルの
「Popular」と「Defying Gravity」という曲が入っていました。
まだ本当になんとなくだったけれど、
「Defying Gravityって、なんかカッコいい」って感じていました。
ただ演奏がとっても難しくて、彼女の要求する雰囲気がなかなか出せなくて、
楽曲を心から楽しんで演奏するなんてとてもできなくて、
モヤモヤしながらリハから帰る日もありました。

あるリハの日、彼女に
「Wickedってサントラ出てるの?」と聞いたら、
「ブロードウェイのオリジナル盤と劇団四季盤があります。
 でもね、圧倒的にオリジナル盤のほうが良いの」
と教えてくれました。

それからしばらくして、オリジナル盤サントラの音源を手に入れるわけですが…
全然ピンと来ませんでした。

そのライブのステージ上で、彼女は突然、来週アメリカに留学すると発表。
寝耳に水の我々バンドメンバー… なんやそれ。

数年が経ち、
そんなライブサポートをやったなぁなんてことも
記憶から消えそうになっていた頃、
ちょうどYouTubeで
Queen & Adam Lambertのライブ映像を探していた時でした。

この映像を見てしまったのですよ。



このメロディーが、数年前の記憶を呼び覚ましました。
あの曲やん!って。
その日から、
この曲をいつか何かの機会に音にしてみたいと思うようになりました。

2016年2月8日。高等学校音楽祭に現任校が“初出場”。
候補曲が3曲ほどあって、
「Defying Gravity」も中のひとつに上げていたのですが、
別の曲(Queen「手を取り合って」)でエントリーしました。

新年度になりました。
「音楽祭出場を継続させること」
「その課題曲に早い時期から取り組むこと」
が、今年度の目標のひとつでした。

いつの頃からか、
見栄張ってあれこれやるのはやめようと、
自分が得意、少なくとも何の障害もなく力を出せる
そのフィールドで全力を出そうと、
そう考えるようになりました。

僕はPopsやRockばかりを聴いて育ってきました。
中高生はそれが普通だと思ってましたが、
最近じつは僕の方がマイノリティーなんじゃないかと感じています。
もしくは彼らは僕のような音楽の聴き方をしていないんじゃないかと。

Popsを題材にして授業で扱って、
圧倒的に足りないと感じるのは「リズム感」。
21世紀に生まれた今の子たちが、
絶対に僕たちよりもたくさんのビート音楽に囲まれているはずなのに、
Popsのリズムの取り方がわかっていない。

素晴らしい響きとアンサンブルを持った実力校の吹奏楽部が、
客に媚びてPopsを演奏した瞬間、
リズムが崩壊し、幼稚園のお遊戯みたいな演出になる。
聴いていられないです。
どうして得意分野で最後まで攻めないんだろうって思います。
更に言うならば、それで飯を食ってきた経験から言わしてもらうなら、
「Popsをナメんな」

本当に自分の気持ちを込められる曲、
絶対ほかの学校に負けないと自分で思える曲を選んで音楽祭に参加しよう、
自分の趣味を押しつけるのではなく、
取り組んだ生徒もカッコイイと思える曲、
なんだか知らないけれど音楽室を出る時に口ずさんでしまう曲。

自分の中では「Defying Gravity」しかありませんでした。

以前聴いたけれどイマイチだった音源、
オリジナル盤「Wicked」サウンドトラックと
音楽祭に出るなら日本語の歌詞でしょうと言うことで、
劇団四季盤も購入しました。

一冊だけ出ている「Wicked」のピアノ&ボーカルスコアを参考に、
劇団四季盤をベースに、
台詞やテンポチェンジの難しい部分をカットして短くし、
Kerry Ellis & Brian Mayバージョンの
たまらなくカッコいい部分を楽曲の盛り上げる部分に挿入、
我々独自の「Defying Gravity」を作りました。

この作業をしながら、日本語盤サントラの他の曲も聴くようになり、
次第にこのミュージカル作品自体に心を奪われていきました。
サントラを通して何度も聴いていると、ストーリーがだんだん見えてきて、
それによって「Defying Gravity」をより深く理解できるように
…なってきた気がしました。

でも、作品の中での楽曲の意味をきちんと知りたくて、
夏休み終盤の日曜日、
東京公演はもう終わってしまっていたので、
日帰りで札幌まで劇団四季の公演を見に行きました。
数ヶ月間、その余韻が消えませんでした。

授業では、元になった「オズの魔法使い」鑑賞から始め、
自分では、この歳まで読んだことがなかった物語も買って読みました。

音楽祭での表現の形はバンドにしようと決めました。
この楽曲を自分なりに表現するためにはその形しかないと。

埼玉県南部地区は、
オーソドックスで保守的なスタイルが多い気がしていました。
異物を混入したいとは数年前から考えていたことですが、
それには勇気が要りました。

軽音の仕事に誇りを持っているけれど、
世間の軽音(というかバンド)に対する目は未だに厳しく、
南部地区がそれを受け入れてくれる土壌なのかがわかりませんでした。

そもそも軽音部は文化部連盟に入っていないので、
音楽祭には軽音部としては参加できません。
ならば…
教科書にバンドのページもあるし、
授業で取り組んでいるその延長なら「言い訳」になるのではないか。
今年は軽音部3年生が音楽選択者に多くいて、
その中には夏の県大会で奨励賞を受賞した部員もいました。
今年じゃないと出来ない、そう感じたので、
家庭研修中という時期だけど力を貸して欲しいと、
3年生にお願いしました。
今回は彼らがいなかったら成立しませんでした。

マイクも使わず、バンドに対抗できる声が出せるのか。
普段の授業で声を出すことすらためらう生徒たちで
本当にそんなことが可能なのか。
これは本番当日まで実際に悪夢にうなされたくらいの懸案事項でした。

文化祭のクラスの様子などを巡回のふりして探りを入れ、
1年生から2クラスを選んで参加を要請しました。
昨年度のような「歌うの大好き」というクラスは無く、
選んだ彼らを信じるしかなく、凶と出ればそれは僕のミスということです。
このミュージカル・楽曲は魔女が歌うので、絶対に女子の声は必要でした。
バンドの音圧には数で対抗するしかない、
声が小さい生徒たちをどうしたら気持ちを解放させて歌わせられるか、
物理的なこと、指導目的、楽曲のレベル、いろんな難題がありました。

本番。僕はピアノ兼時々指揮をしましたが、
アクセルを踏んでも踏んでも、最後まで加速しなかったという感覚でした。
不完全燃焼感MAXで音楽祭1日を過ごし、
他校からのコメントシートと講師の先生からの講評をいただき
学校へ戻りました。

ひとりでコメントシートに目を通しました。
なぜか上から目線の手厳しいコメントが幾つかありましたが、
驚いたのは、
バンド+合唱が珍しかったのか、好意的に受け入れられたことでした。
これは全く想定外でした。
音量バランスは最後まで気にして、結局ダメだったんだけれど、
自分の学校の課題、周りがやったことのないスタイルにチャレンジしたこと、
それは無駄ではなかったと思えたので、少し救われました。

この日の講師は、
僕が今の学校で授業をするに当たって参考にさせていただいた
男子合唱を成功させるための指導DVDを出されているH先生、
以前からFacebookでも繋がっていて
先生の前で演奏するのはじつは気恥ずかしかったK先生のお二方でした。
先生方のコメントに、今回も涙しました。
また新しい目標を立てて頑張ろうという気持ちになりました。

今日のイベントに参加して、
ポジティブな気持ちになったり、新しい世界に興味を持ったり、
そんな生徒がひとりでもいたら、
参加まで導いてきたことは意味あることだろうと、
講評を読ませていただき、そう思い、自分を慰めました。
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Posted by mrgntknk at 04:13Comments(4) 音楽 

2016年08月06日

埼玉県高等学校軽音楽コンテスト決勝

バンド名の決め方で本気度がわかる、
僕はずっとそう思っています。
商品名なんてあり得ないし、
その発想力の乏しさを自ら恥じるべきだと。

世の中って不公平だなと思います。
努力が報われないことが多々あります。
人が人を選ぶとき、
人間ですから、ひとりひとり好みが違うし、
曖昧なジャッジだってあります。
コンテストとはそういうものだと踏まえた上で臨まないと、
あとから受ける精神的なダメージが大きかったりします。
その不確実さを避けるために、
圧倒的な評価を得るために練習を重ねるんですけどね。

そういった意味では、こいつらは運だけは持っていました。
昨年末の2年生大会では、
これまでずっと南部地区で出場していたうちの学校が、
バンド数調整のため西部地区でエントリーすることになり、
それが理由かはともかく、
決勝大会に進むことができ、ESPのホールで演奏しました。

今回の夏の大会は、本来の南部地区からのエントリーでしたが、
締め切り後、バンド数調整後、
地区の2バンドが出場辞退となり、
加えて地区予選当日になって、諸事情により更に競争相手が減り、
ひいき目に見ても「繰り上がり」のようなかたちで、
決勝大会に出場しました。

予選日から決勝までは約10日。
結果を残したいなら、決勝に向けて毎日自主練するでしょう。
部活動日以外は学校に来ませんでした。
部活動日も専門学校の試験があったりして、
結局前日の数時間しか合わせをしませんでした。
そうやって、決勝大会に臨んだわけです。

ひとつだけプラスなことを言うと・・・
あ、こいつらのバンドはG、B、D編成のインストでした。
たった一回の練習の中で、
それぞれが考えた秘策(?イメージ、ネタ、ソロ構成)を確認できたこと。
ドラムソロに関しては、この日リセットして作り直しました。
それが短時間で自分たちのものになっていったこと。

顧問からの指摘としては、リズムが甘かったので、
(僕は結構リズムをうるさく言います)
休符をしっかり作ること、音価を雑にしないことを注意しました。

プログラムの順番がジャズ系のバンドの次だったことを気にしていましたが、
同じインストでも、ジャズを引きずらずに持って行けるなという、
そんな音がその日の練習で出せていたので、少し安心しました。
でもまぁ所詮インストだよなあと。

審査員の方々の中でどういう評価・議論があったかわかりませんが、
グランプリ、準グランプリに続く「奨励賞」をいただきました。
評価を受けたということは、
何かしらそこに訴える力、飛び抜けたものがあったはずなので、
それを表現者として表に出せたことは、称賛すべきだし嬉しく思います。
ただ以上のような流れがあって、僕自身は100%の気持ちで喜べないので、
終わってから「調子に乗んなよ」と言い、
これまでで最高のパフォーマンスを褒めました。

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Posted by mrgntknk at 11:36Comments(4) 音楽 

2016年05月08日

Gueen Maniac Years II @TSUTAYA O-EAST

毎回ライブの際、ご来場の皆さんにアンケートを書いてもらい、
そこに登場した曲のリクエストにお応えするという今回の企画、
「Gueen Maniac Years II」が終了しました。

いつになく自分自身の反省点が多いライブでしたが、
評価できるポイントもそれなりにありました。
ということで、それは口外しませんが、
次にどんなGueenを見せられるか、
年内はメンバーそれぞれが絡み合う別プロジェクトのライブが幾つかあり、
その中で話し合いながら模索していきたいと思います。

5月7日 セットリスト

Flash (OP SE)
The Hero
Tear It Up
Dragon Attack

Mustapha
Bicycle Race
More Of That Jazz
Long Away
Millonaire Waltz

The Prophet's Song
Love Of My Life
Spread Your Wings

Bring Back That Leroy Brown

Tenement Funster
Made In Heaven
Put Out The Fire
The Invisible Man

Sail Away Sweet Sister
Las Palabras de Amor
Under Pressure

Princes Of The Universe
Hammer To Fall
It's Late

(encore)

Radio Ga Ga
Bohemian Rhapsody
We Will Rock You
We Are The Champions
God Save The Queen

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2016年03月14日

本気

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卒業式でした。
部活で接する生徒諸君が印象に残った学年でした。
彼らの頑張りが部活動を活性化させたと感じています。

彼らが1年生のとき、
僕は前任校の顧問として1年生大会で彼らの演奏を聴きました。
そのときはいろんな学校の中の1バンドというだけで、
気になったプレイヤーにチェックを入れておいたくらいでした。
まさかその春から今の学校で働くことになるとは、
もちろんそのときは想像すらしていませんでした。

僕はこの学校で仕事するようになってもうすぐ2年ですが、
思い描いた姿と現実が全くリンクせず、たいした事は何もできていません。
部活についても同じで、結果を出せずにむしろ自分に苛立っています。

部活を指導したくて今の仕事を続けているけれど、
違うところである事に目をつぶっていられなくなりました。

それは着任してすぐの始業式。
校歌をテープで流してハイ終了って姿勢に衝撃を受けたのです。
そして、この学校に校歌を定着させようと、
自分の学校の校歌を歌えないってカッコ悪いぜって
(本当は先生方にも)感じてもらいたくて、
少しずつ布教活動を続けてきました。

全校集会で校歌斉唱のコーナーができて
(今でもメチャクチャ声は小さいですが)もうすぐ1年半になります。
ピアノ伴奏出来る生徒に関して、
全校生徒でポジティブな意志を見せてくれるのは2~3人しかいないけれど、
それでも宝探しで宝石を見つけたかのように、
彼らを大事に寝かせ膨らませ
美味しい頃合いを見計らって全校集会に投入しています。
2月初旬の音楽祭もそうでしたが、
やる気ある幾人かの生徒が共に意識し合いながら
良い雰囲気を作って来ていると感じます。それに救われています。

卒業式での校歌斉唱は
(本当に歌うと言う意味で)今年でおそらく2回目だと思います。
昨年は生徒がピアノ伴奏をしました。それは継承できました。
しかも今年は送られる卒業生の中から、
あの舞台で弾きたいと気持ちを話してくれた女子生徒がその役を担いました。

彼女は全くの初心者でした。譜面も読めませんでした。
将来は幼児教育の方面に進みたい、ピアノが必修だということで、
夏休みからピアノを練習しにちょくちょく音楽室へやってきました。
でも弾くというよりは鳴らしているという印象でした。
もし弾けるようになったら校歌の伴奏も挑戦してみたらと、
一応、譜面を渡しておいたわけです。

ここでひとつ。
現任校には校歌の伴奏譜など存在しません。
あるのは、学校要覧に載っている校歌のメロディー譜と、
着任最初の始業式で聞いた衝撃の音源、
数年前にお金かけて制作したらしいCDがあるのみ。
(これがとっても軍歌っぽいw)

まずはその軍歌色を排除、
ハーモニーのアレンジを加え、自分の手癖も交えつつ、
集会で弾くためのあくまで「仮」の伴奏譜を作りました。
そして、なんとなく音楽に長けている生徒に配っているうちに、
集会デビューをしていない生徒も含め、
今では昼休みになるとほとんど毎日誰かが
音楽室へピアノを触りに来るようになりました。
別に校歌を練習しているわけでもないのですが。

2月の音楽祭が一段落するのとほぼ同じ時期、
3年生は家庭研修という名のお休みに入りました。
免許を取りに行ったり、思いっきり遊んだりと、
就職前の一番楽しく自由な時期かも知れません。

上述の3年生女子生徒は、
家庭研修に入ると同時にほぼ毎日学校に登校し、
暗くなるまで音楽室で校歌伴奏の練習を始めました。
3学年の先生からは、初心者が本当に弾けるようになるんですかと
心配の声が多く聞かれました。
弾きたいんだから弾けるようになるんじゃないですか、大丈夫でしょう。
まだ全然形にもなっていない状態でしたが、
根拠のない自信のようなものはありました。ひたむきさかな。
これを在学中の部活で見せて欲しかった。。。

じつは彼女、1年生のときは軽音部だったのです。
僕が1年生大会で見たバンドのボーカルで、
そのときチェックを入れた気になったプレイヤーのひとりでした。
それが現任校で顧問をすることになって聞いてみたら、
いろいろあって辞めたと。
まぁスタートから計算が狂ったわけです。
一時復活のチャンスを与えたにもかかわらず結局続かず。
このまま音楽表現をせずに卒業していくのかと残念に思っていました。
でも今回、卒業式で伴奏するという事に関して、
人が変わったように練習に取り組んでいました。
軽音という舞台ではないけれど、
音楽表現をする場所に戻ってきたことは良かった。

そして今日の本番、とても良いプレイが出来ました。
3学年の先生方は皆さん驚かれ、褒めておられました。
先週末のリハーサルで思いっきりコケたことが、
かえって良かったかも知れません。
それともちろん一番は彼女自身の努力、勇気。

本気になることの大事さを最後の最後に彼女から学びました。
それは年齢に関係なく言えることですね。

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(卒業したので顔出しします)
  

Posted by mrgntknk at 20:55Comments(4) 音楽